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属人性に左右されないようなマネジメントの仕組みを作りましょう [タウンマネジメント概論]

8月12日と18日の日記で取り上げた「熊本城東マネジメント株式会社」(KJMC)の事例についてですが……

◆「熊本城東マネジメント」(KJMC)の事例 (8月12日の日記)
http://kitakyushu.blog.so-net.ne.jp/2008-08-12

◆マネジメント(経営)の仕組み (8月18日の日記)
http://kitakyushu.blog.so-net.ne.jp/2008-08-18

この仕組みについては私的にも非常に高く評価しておりますし興味を持っているのですが、それが何故なのかについては色々とあるのですが、特に3点挙げておくと、

①地域ごとにゼロから組み立てるのではなく、最初に全国共通的なプログラムを作成し、それを全国の都市に水平展開する発想。
(※米国のメインストリート・プログラムの仕組みをイメージしてもらうと分かりやすいでしょうか)

中心市街地の再生 メインストリートプログラム

中心市街地の再生 メインストリートプログラム

②他力本願な要素(補助金等)に依存していない。自立的に継続してマネジメント(経営)出来る仕組みをまず作ろうとしている。

③属人性に左右されるような要素を極力少なくしようとしている。




本日は、このうちの「③属人性に左右されるような要素を極力少なくしようとしている。」について取り上げてみます。

これまでの「まちづくり」や「中心市街地活性化」の世界の通説として、「まちづくりには、リーダーとなる”まちづくり馬鹿”が必要である」とか「中心市街地活性化のためには”カリスマ”タウンマネージャーが必要である」といった類の言説があります。

まあ、私にそのような「カリスマ性」とかを求められてもそんな才能は持ち合わせていないのですが、そもそも、私はそういう個人のカリスマ性とか犠牲[デスマーチ]に依存しないと進まないような中心市街地活性化の考え方そのものに対して賛同しておりません。

たまたま「まちづくり馬鹿」や「カリスマタウンマネージャー」がいる間は事業が進んだけれども、それらの人がいなくなった途端に事業が進まなくなったというのでは、困るわけです。「中心市街地活性化」の取り組みと言うのは、5年、10年、20年……という長期に渡って継続して行わなければならないものですからね。人がいようがいまいが、ある程度安定的にマネジメント出来るような「仕組み」を構築しておく必要があります。

もちろん、人材が居ないよりは居るに越したことはないのですが、得てしてこの手の話は、「じゃあ、どうやって人材を調達ないしは育成しようか」という前向きな方向ではなく、「先進事例と呼ばれる街にはカリスマ的なリーダーがいるから上手くいっている。しかし、うちの街にはそのような人材がいないから活性化を頑張っても上手くいかない。だから、活性化は諦めよう。」という後ろ向きな言い訳に使われがちなのが問題なのですね。

府中市のタウンマネージャーのはらださんも↓のように書いてますね。http://ameblo.jp/hiroharada/entry-10130070047.html


「まちづくり馬鹿」や「カリスマタウンマネージャー」がいなくても実行可能なプログラムを作りましょう、というのが「メインストリート・プログラム」や「熊本城東マネジメント株式会社」の発想だろうと私は理解しております。


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コメント 1

はらだ

ひとりのカリスマリーダーが中心となるまちづくりではなく、プチカリスマリーダーが複数人で引っ張れるまちづくりが理想だと思っています。カリスマは成ろうと思ってもなれませんが、プチカリスマなら努力次第でなんとか・・・。
ま、理想は理想なんですけど(笑)

by はらだ (2008-08-28 15:43) 

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