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パルコ、10年春に福岡市天神に出店 [商業施設]

昨日、パルコが福岡市天神への出店を正式に表明しました。ちなみに、パルコは私が1997年まで9年間在籍した商業ディベロッパー会社であります。


パルコ 10年春開業 福岡市天神の旧岩田屋本館 都築学園と正式契約
 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/64949

商業施設運営のパルコ(東京)は10日、福岡市・天神の旧岩田屋本館に2010年春に出店すると発表した。旧本館を所有する都築学園(福岡市)と同日、正式に賃貸借契約を結んだ。今月中旬に耐震補強や内外装などの改装工事に着手する。04年の岩田屋移転後、空き家状態が続いた都心の1等地は6年ぶりに再生する見通しになった。

 旧本館は地下1階、地上8階建てで、延べ床面積は約2万4000平方メートル。売り場面積はこのうち、約1万7000平方メートルほどになる見通し。年間100億‐120億円の売り上げを目指す。衣料品や雑貨など物販中心の構成になる見通しで、来年夏にも福岡市に現地事務所を開設、テナント構成を固める予定。同社は「福岡の市場に合う、パルコらしい時代性をとらえた店舗にしたい」としている。

 旧本館は築後72年が経過、老朽化が進んでいるが、パルコは50億円をかけて全面改装。耐震補強や設備の更新を行う。外観は白い壁とガラスを組み合わせたデザインにする。当初、検討していた劇場やライブハウスは、天井の高さの問題から断念するが、文化的な催しを開くスペースを設ける。

 パルコの吉岡猛専務は「すでに進出している熊本、大分の店との相乗効果にも期待したい」と話している。

 パルコは2月、都築学園と賃貸予約契約を締結。その後、具体化に向け、福岡市や周辺地権者と協議を進めていた。

=2008/12/11付 西日本新聞朝刊=



これでまた、福岡市の吸引力が高まり、北九州市・小倉に対する脅威も一段と高まってくるわけです。
福岡県北部の主な商業施設の分布状況を描くと下図のようになります。

s-商圏図.jpg

以前、JR新博多駅ビルの開業が小倉に与える影響度合いをハフモデルを使ってシミュレーションしたことがありますが、さらにまたパルコの売場面積が増える分を追加修正しないといけないですね。

時系列で並べてみますと、

●2008年7月 「北九州市小倉地区中心市街地活性化基本計画」認定

●2010年春 パルコ、福岡市天神に出店。

●2011年春 JR新博多駅ビル開業。

●2013年春  「北九州市小倉地区中心市街地活性化基本計画」事業期間終了。数値目標達成の締め切り。

もろに、 「北九州市小倉地区中心市街地活性化基本計画」事業期間の5年間のど真ん中に強い逆風に吹きつけられる感じですね。

ニュースでは毎日のように世界的な大不況への突入の話が飛び交い景気回復の目途もなかなか立たないという状況ですし、一方では、福岡市はますます都市開発が進んで吸引力が増す、と言う………。

まさに、「北の狼、南の虎」………じゃなかった、「前門の狼、後門の虎」って感じですね。

 


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deracine

こんにちは!出身が福岡なのでブログさかのぼって興味深く拝見しました。田舎も田舎なんで実家のある商店街もボロボロです。
「タウンマネージャ」という仕事に興味を持ちました。うちは人口10万にも満たないので北九州とは比較できないですが、色々勉強になりました。

12月11日の記事にあった「福岡県北部の主な商業施設の分布状況」はもっと詳細に見ることは出来ませんか?書籍かなにかであれば紹介していただけると嬉しいです。
by deracine (2009-05-25 17:35) 

かいたろ

deracineさん、コメント書き込みありがとうございます。

「福岡県北部の主な商業施設の分布状況」図は、自分で作成したものなので書籍等には載ってないのです。

kai@kitakyushucci.or.jp宛てにメールアドレスをお知らせ頂ければ、画像データをお送りしますよ。
by かいたろ (2009-05-29 11:41) 

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