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事業仕分け [法律・制度]

昨日は11:30より、「中心市街地活性化」に密接に関連している「戦略補助金」が事業仕分けされるということでPCでライブ中継を見ながら仕事しようかなと思っておりました。

◆行政刷新会議「事業仕分け」作業スケジュール (26日)
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/pdf/nov26.pdf

第2WG
 11:30~ 経済産業省 商店街・中心市街地活性化支援(中小商業活性化支援事業、中小商業活力向上施設整備事業、戦略的中心市街地商業等活性化支援事業費補助金)

そしたら、10:30に某地元TV局から電話がかかってきて、中心市街地活性化協議会がライブ中継を見ているところを映させてくれとのこと。11時過ぎに取材クルーの方々がやってきたのですが、事業仕分けのスケジュール自体が上記のスケジュール表よりも1時間遅れで進行し、13:30から「魚町3丁目複合商業施設開発事業」のC型サポート会議のためR社の会議室に行かなければならなかったので撮影一旦中断。

会議は17時まで続いたのですが、協議会事務所に戻ってくると再びTV局の人がやって来て、撮っておいたビデオで事業仕分けの結論部分のところを見せてくれてコメントを求められました。

まず、事業仕分けの結果についてですが、早速「経営からの地域再生・都市経営」ブログにも結果速報が載っています。

◆商店街、中活事業に関する事業仕分け速報
http://blog.revitalization.jp/?day=20091126

「戦略補助金」については、2割の予算縮減、さらに制度運用に関しては地方自治体への移管ということになったようです。

で、TV局の取材者がしつこくコメントを求めてくるわけですが、質問の内容が

Q.事業仕分けについてどう思いますか?

Q.事業仕分けの結果についてどう思いますか?

Q.戦略補助金が(2割削減とは言え)残って良かったですか?

Q.国の補助金が無くなったらどうなりますか? 困るんじゃないですか?

…みたいなことを、繰り返し繰り返し聞いてくるわけです。

要は、

『国の補助金が無ければ地方が困ってしまいますぅ。戦略補助金が「廃止」にならなくて良かったですぅ。事業仕分けのやり方には問題がありますぅ。』

…的なステレオタイプなコメントを私から引き出したいというのが見え見えなわけです。
私も、こんな質問に対してはなんとも答えようがなくて、モゴモゴとかなり歯切れの悪い応対になってしまいした。TV映りとしては、かなり悪いよな~[もうやだ~(悲しい顔)]

「中心市街地活性化法」や「戦略補助金」の仕組みを知っている賢明な読者の方には分かって頂けると思うのですが、戦略補助金の話だけを取り上げてそれが残ったから良いとか悪いとかという単純な問題では無いわけです。

◆行政刷新会議ワーキンググループ・配布資料(11月26日)
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/pdf/nov26-am-shiryo/2-59.pdf

そもそも、上記の事業シートに書かれていますように、戦略補助金の金額はH22年度概算要求の時点で既に4,097百万円であり、今年度の5,795百万円に比べると3割カットされているわけです。ここから更に2割縮減ということは約3,278百万円ということになり、今年度に比べると半減なわけです。

で、現在、全国には140の中心市街地活性化協議会が設立されているわけですので、3,278百万円を単純に140で均等割りすると23百万円でしかないわけです。
で、この金額だけの多寡を取り上げてもあまり意味がなくって、例えば小倉の数値目標「歩行者通行量の2割アップ」を達成させるために十分な金額かどうかを議論する必要があるわけです。

また、 「戦略補助金」「暮らし・にぎわい再生事業」 「まちづくり交付金」 などの補助金は、「中心市街地活性化法」という法律と密接に関連していますので、補助金だけの改廃についてだけを論じてもあまり意味は無いわけです。
つまり、「中心市街地活性化法」では、

・国による「中心市街地活性化基本計画」の認定

・数値目標の設定の義務付け

・毎年、国へのフォローアップ報告を行うことの義務付け

・中心市街地活性化協議会の設置の義務付け

・第3セクターまちづくり会社(地方自治体の出資3%以上)設置の義務付け

など、国が強く関与する仕組みが定められているわけですが、関連する補助金が地方に移管された場合に、これら国に対する義務がいったいどうなるのかが、まだ全く分からないわけです。

更に、実際に各種補助金が国から地方自治体に移管された場合に、北九州市が今まで通りに「小倉」と「黒崎」の2地区の中心市街地活性化を進めるのかどうかもまだ分からないわけです。

これだけ不確定事項が多い中で、良いも悪いも言いようがないわけです。

そもそも、私の考える「まちづくり」とは、地域や地方が自立して経営(マネジメント)していける仕組みづくりのことだと思っていますので、国の補助金が無くなったら途端に「まちづくり」活動がストップしてしまうというような仕事のやり方はしてないつもりですしね。

以上のようなことを1時間くらい喋らせてくれて全部放映してくれるのであれば真剣にコメントもするのですが、TVの場合、往々にして 「(補助金が無くなると)困ります」 とか 「(補助金が残って)良かったです」 とかのワンフレーズコメントを抜き出して編集・放映されてしまうので、あんまり喋る気力が湧きませんでした。13:30~17:00の長丁場の会議の後で疲れてもいましたしね。。。


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